2017年03月02日

気仙沼に求められてる今の位置。

[気仙沼出向生活1376日目 残り29日]

先月の一ヶ月、気づけばよく出張に出ていた。
広島せとうちDMO、尾道、和歌山熊野古道、大分、湯布院。。
それぞれの地の観光を中心とした地域活性の取り組みについて学ぶとともにこちらの取り組みを共有させていただく機会がある中で客観的な現状の気仙沼の立ち位置について理解できる機会になった。

具体的には、
まず気仙沼の観光の取り組みにおいて外の方が興味深く感じてくれる点。
それはまず震災後の観光業者以外の方の交流人口増加に向けた積極的な取り組みにおける観光コンテンツの『面』としての広がりの起こりという点。
ここにおいては成り立ちや経緯、持続しているポイントなどたくさん質問を受ける。

次に多いのはマーケティングの点。
マーケティングレポートの構築やちょいのぞきでのアンケートをベースにした高速PDCAサイクルの実現などファクトベースの数値を収集して現場にFBにしていく力をどうつけるかという点。
ここにおいてもノウハウ含めてたくさん質問を受ける。

最後に最近猛烈に反響があるのが、いよいよ4月から実施する『気仙沼CREW CARD』を中心としたDMOの取り組みについて。
市全体による地域経営の実践のトライについてさっそく質問責めにあっている。

3つ目は正直これからだが、いよいよ気仙沼の官民双方の関係者に『地域経営』をどう実現していくかについての具体的なSTEPをいろんな局面でお願いする機会が多くなってきた。

一方他市町村から学んだこととしては、
たとえばせつうちDMOの金融のしくみや、尾道のサイクリングを中心とした広域連携での誘客コンテンツの開発、熊野古道のDMCとしての取り組みや由布院の住民と観光客双方が同居できるまちづくりの起こし方やガイドラインの定め方などノウハウ的な要素ではまだまだたくさんあると思う。

総じて言えるのは、
気仙沼にはきっと震災を契機とした危機感を持った人々の立ち上がりとその人たちの面の広がりという要素における経験、知見、感覚、チャレンジ精神の醸成の仕方を知りたいというニーズが多く、逆に広域での座組みや金融、歴史的な持続性の持たせ方など交流人口を呼び込むノウハウ的な要素はこれからまだまだ白地の多い部分なんだと感じた。
そしてもう一つ感じたのはやはり遠い地に行くほど、すでに震災という出来事がかなり風化してきているという事実。
他者と触れ合って初めて見えるこちらの強みと弱み。

『敵を知り己を知れば百戦危うからず』

震災から6年、被災地ということだけでない気仙沼市に求められてる課題解決におけるノウハウのニーズを冷静にきちんと理解するのは重要なことだと思った。
ちなみに今月に入って気仙沼への観光取り組み視察の問い合わせがすでに4件。
どこを求められるのかについて考えて対処していくことがこの街のプライドを見つける大事なことなんだと思う。


posted by インディ at 22:42| 宮城 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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