2015年01月14日

出向者のモチベーション

[気仙沼仮設生活617日目]

昨年末、弊社社長に来ていただいたことがきっかけで、先週弊社の上層部の方2名に気仙沼に来ていただきました。

「久しぶり。活躍は聴いてるよ。今日、明日はこの2年間のお前の話をゆっくり聞きたくてさ。活動のこともそうだけど、今までの心境とかもね。あとこの先のことも。」

正直、被災地に来てこの2年間でこうやって自分の話を現地に来て、気を許してじっくり聞いてもらえる機会って一度もなかったことのように思い正直最初は戸惑ってしまった。。
、、、というよりそんな機会がなかったことすらも忘れてしまっている自分がいた。
普段、自分たちの仕事はいかに被災地のことや地元の人の気持ちを聞くかを第一優先に考えて行動してきたしそう教えられてきた。
自然と相手の話を聞くことが主となり、また仕事として実際「メンタリング」という機会も存在することからよりそういう事がクセづけされてきたように思う。

我々は黒子。
でも黒子とて悩みもあれば、将来もある。

特にこの上層部2名が僕の新人の時からよく知っていただいている方というのもあり、その2日間が終わって、こんなに自分の話をリラックスして聞いてくれる機会ってあったかな?と思えるほど胸の中がスッっとする気持ちになり、その機会に心から感謝したい気持ちだった。

、、と、ここで上記のように書いたのは別に僕のことを書きたいのではなくて、他の外から来た被災地応援の方々も基本そうなんではないかということをふと思ったため。
おそらく僕以外の出向者もそれぞれ被災地のためにという思いではいながらも、なかなか自分の悩みを聞いてもらえる機会は少ないように思う。

みんなは大丈夫かな?と。

あえて言うならば出向者同士でしかそんな話ができないでいるのが現状かと。
そういう意味ではもっと積極的にこの活動を理解してくれる出向元の自社の方の存在が大いに必要のように思う。
その点、弊社は相当恵まれているように思う。
そういえば、自らの気持ちで被災地に体を置く決断をしながらも、

「自分は何に貢献できるんだろう?私の価値はなんなんだろう?」

と悩み鬱になる応援職員が少なからずいるという話を聞いたことがある。
今年以降、「地方創生」が叫ばれる日本において企業における地域出向という枠組みは全国各地に増えるように思う。
社会課題解決に重きをおく企業が増え、CSRからCSVを叫ぶ企業が増えてくると思う。
そのショートカットな方法として社員を現地出向させて地域ニーズを直接取り込むメリットは企業側には少なからずある。
そうした枠組みを考える上でも、その地方を元気にするために出向させた張本人が元気でいられるサポート体制を是非強化してほしいなぁ、、と生意気ながら思う。
皆、気仙沼のような外の人に暖かい街にいるとは限らないし、僕みたいな鈍感で、何事にも興味津々で、SNSに好きなことを発散しながら、地元に多少の迷惑をかけても気にもせず楽しんでやって行く出向者ばかりではないと思うので。。

長くなりましたが今日はやや備忘録的に。
、、と生意気に言い放った自分は周りの出向者に明日から何をすればいいのだろうか、、?
あ、ご来訪頂いた弊社2名の方々本当にありがとうございました。
本当に多くの弊社の方に支えていただいていることを実感できる場となり心より感謝申し上げます。
m(_ _)m

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posted by インディ at 08:33| 宮城 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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