2017年02月06日

『気仙沼CREW CARD(クルーカード)』始動

[気仙沼出向生活1353日目 残り53日]

本日よりいよいよスタート。
気仙沼DMOの本丸事業のプロジェクトが始動。
それがこの『気仙沼CREW CARD(クルーカード)』。
通称『気仙沼クルカ』。

これは市民の方はもちろん、復興支援者や観光客、市外にいる地元出身者など気仙沼と縁のあるすべての方に贈る『市民証』のようなもの。
このカードを持ってる人だから味わえる経験を作ったり、お買い得な商品があったり、暮らしに便利な市民サービスがあったり、そんなことを拡充していく大事な証にしようという試み。
『海と生きる』気仙沼らしく『乗組員』という名を込めてクルーカードと命名。

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ではなぜこの事業が必要なのか?

人口減少していく地域が生き残るには市民の目先の需要に応えていくだけの経済活動では先細りが見えている。
自分たち地域が生きていくためのお客様を広義に捉え直して、その方たちとのライフタイムバリュー(生涯価値)を最大化するための機会を創出していくというチャレンジ。

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地域活性に取り組んで4年間、観光やってる理由も水産やって理由も、人材育成やってる理由もすべてはここに行き着くことだったんだと改めて納得。
粒粒のイベントの積み重ねの4年に見えたが、昨年スイスツェルマットに行って最後にやっと『仕組み』となるヒントをもらえた。

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彼らは草木も生えない山深い高地の僻地で、産業もなく生まれても傭兵になるしかない故郷を豊かなリゾート地に変えたそのしくみを学んで日本型にアレンジしたのが今回のもの。
これがDMO。
過疎化する地域が生き抜く執念を形にした仕組み。
これが気仙沼でうまく稼働するかどうかはこれから協力してもらう方々しだいだが、気仙沼ならきっとうまくいくと思う。
近い将来、このクルーカードを持った方の数が市民の数を超え、この広義の市民の方々と日常コミュニケーションしながら気仙沼の魚を買ったり、宿に泊まったり、居酒屋に行ったり、スーパーに行ったりお互いの生涯価値を高めていける機会が増えるとおもしろいですね。
カードを利用した分だけ気仙沼だけで使えるポイント(お金)もたまる。
ちなみにこのカードのおもしろいところはもう一つあります。
それは世にあるECサイトと約1,500サイト提携していること。

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Yahooショッピングやニッセンなど様々なネットサイトで購入してもそのサイトのポイントとダブルで気仙沼のポイントも貯まる。
これまで地域のお金は都会の会社の買い物にどんどん吸われていたが、今回のはうまく貯めればその逆の流れを作れることもできる。

DMOとは地域が広義に顧客を定め、その顧客を囲い込んでダイレクトマーケティングを計りながら都会から地域への人とお金の還流を促すシステム。
これが本来のDMOの本質の価値だったんですね。
いよいよこれが出向最後のお仕事。カード配布のサービススタートは4月。
早く始まらないか楽しみです。^_^



posted by インディ at 21:54| 宮城 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする