2016年12月24日

地元を初めて地域活性目線で捉えた時に見えた衝撃の事実

[気仙沼出向生活1312日目 残り107日]

数年ぶりに帰省で実家の近辺を散策。
実家があるのは大阪市内にある平野区というエリア。
近くには通天閣がそばにある天王寺という大阪の南のターミナルにも隣接している。
おもしろいのはこういうご時世で日本全体が人口減少の事態に陥ってる中で、我が地元は昭和50年以降ほぼ人口の増減なく横ばいを保っており、大阪市内の中で一番人口の多い区(20万人超)として現在も存在している。
それどころか出生数においても大阪市内の区で一番多いエリアとなっている。

※大阪市平野区の詳しいデータは以下参照

そう聞くと人も減らず街並みは自分が幼少を過ごした頃とそんなに変わってないのかというと、、6DD9636D-2CA6-42A7-A8DD-A7A7D1F7FACF.jpgFE9B42D2-2DEC-40A2-9D22-58C808D3D893.jpg8B6CB830-EC90-48C1-9F47-0761CB5D6A34.jpgACA7098C-3B8E-4CD2-8C7B-CDB9232D61FE.jpg

ご覧の通り昔お世話になった商店街のお店はほぼ空き家だらけで悲惨な状態になっている。

ん?なんで?

と思って昔の小学校の通学路をあるいていくと、、

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ご覧の通りどデカいイオンにぶつかる。
そのほかにも駅前や幹線道路沿いには地域資本ではなく、当時は見慣れない同じようなナショナル資本のお店がいくつも立ち並ぶ。

ん?待てよ?

とふと思う。
地域活性の仕事をして4年、てっきり人口減少が契機で駅前の商店街が寂れてきたのかと思っていたが、ご覧のように我が地元は人口の減少もなく、大阪市内で一番出生数も多く購買需要も高い層が住んでいるにもかかわらず地元商店は潰れていっている。

これは地域住民自らが地元にお金を落とさずナショナル資本の事業者の店で買い物する機会が増え、地域内に還流するお金が減り、地元事業者を苦しめその衰退を契機にさらにナショナル資本の事業者が流入するという構図になっているのではないか。
当然、ナショナル資本の事業者に入ったお金は税金として循環することはなく、その事業者の本社の自治体に多くが流れる。
この街は人口こそ減ってはいないが、地元を循環するお金の流通量がどんどん減り続けているということになる。
(※ちなみに人口一人当たりの税収を見ると、西成区と並んでほぼ市内ワースト)

これは人口減少が契機ではなく、地域住民が地域にお金を落とす意識が欠如していることから地元事業者の衰退を呼んでいるともいえるようにも思う。

人口の減らないこの街にしてこうなのだから、人口減少がひどい地域において、同じように地域住民が地域にお金を落とす意識を忘れるとスパイラル的にその街のお金の循環は滞り、地域全体が縮小するように思う。
これは結構恐ろしいことだなあ、と我が地元を歩きながら久々に実感。

そういえば以前、スイスに視察に行った際

「スイスの人は150円の輸入卵と200円の地元産の卵だと後者を選ぶ。なぜならそうしないと巡り巡って地元に勤めている自分の家族や親類の事業に跳ね返ってくるという意識が住民に根底からある。」

と聞いたことがある。
さらに、

「人口10万人の街で地元住民が、年に1万円地元の事業者で買い物しようと決めるだけで10億円が地域内に貯まり循環する。」

と言われたことがあった。
いわゆる『ローカルファースト』の精神だが、
まさにこの地域住民の地元にお金を還流させる意識の欠如から生まれる負のスパイラルは人口の増減に関係ないほどの勢いで襲ってくるということなのかと感じた。
これは人口減という避けられない問題ではなく、地域住民の「ローカルファースト」の意識次第の部分も大きいと思うので、気づいた住民から意識を持てば現状が変わるようにも思った。
夕方、小学校の旧友と入った地元名物『2度漬け禁止』な串カツ屋さんでそんな話をしながら盛り上がる。

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そういう意識がないと次来た時に、この地元な店も残ってるかどうか、、!?
まさか地元を地域活性目線で見るとは思いもよらなかったが得られた気づきもまさかな本日でした。


posted by インディ at 01:28| 宮城 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月21日

よそ者の価値を再認識できる場

[気仙沼出向生活1310日目 残り109日]

本日は所属部署のじゃらんの最終ミーティング&忘年会。
基本気仙沼での業務だが月に一度だけ東京に集まり、全国取り組む地方創生の動きなどを知れる貴重な場。
九州、北陸、中国、関西、東北、それぞれの生声としてのマーケットの話を聞けるのは今の取り組みを俯瞰してみれる貴重な機会。
自地域に閉じて仕事をしているとほんとに地元化してしまうのでこの場はそこを修正できる場。
これによって自身のよそ者しての価値を再認識できる。

そして終わったあとは〆の店、銀座の『はしご』へ。
ここの担々麺は本当に絶品。
また太りそうだなあ。

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posted by インディ at 23:20| 宮城 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月20日

地域の価値を語る忘年会

[気仙沼出向生活1309日目 残り110日]

地域活性をライフアジェンダにしている前社時代の同級生との忘年会。
たぶん彼ほど地域を媒介にしたこれからの生き方をわかっている友人は他にいないと思う。
この時代に本気で『むら』を創りたいと考える彼の思想と行動に引き込まれながら、今後の協働について語り合う時間に。

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- 4'sプレイスの意義
- 人の価値と価値との交換の時代
- 貨幣経済のゆくえ
- これから地域が持つバリュー
- 今後の資産の持ち方
- 関係性を持った人がいろんな街にいるという生き方

地域と都会を結びつける因子についていろいろアドバイスをいただきました。
彼ほどそこに愚直に取り組んでる男はいないと思うので本当に尊敬してます。
来年からのタッグの組み方もしっかり話し合えました。
来年4月からが楽しみだなあ。

※彼の活動は以下ホームページより



posted by インディ at 23:45| 宮城 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする