2016年10月04日

世界の「稼げるガイド」が集まる合宿に潜入

[気仙沼出向生活1234日目 残り185日]

「稼げるガイドが集まる合宿に興味はないか?」

と聞かれて青森県まで来てしまいました。。

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観光の世界に来て初めて知ったガイドの存在。
ガイドといえばボランティアガイドと言われる無料のガイドさんが多くて、
稼げないだけでなく、ガイドを受けると一方的に喋られて満足度も薄いことも多い。
顧客満足度に合わせてもらうために振り返りをして磨き込みをしたいがもとが無料なので磨き込みができない。

そんな世の環境がある中で、この試みは熱い。

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ガイド業について稼げるプロが世界から集まりその動機やノウハウを語り、学ぶ2泊3日の合宿。

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単純に稼げるガイドになるためのハウツーを学ぶというものではなく、
なぜ今、日本が不景気かというマクロ経済学の勉強から、
地域にガイドがいる使命は、

1 自然・文化の保護と保全
2 地域資源を生かした観光の推進
3 地域経済の活性化

の3方よしである知識が問われるなどこの場の教育の視座が高い。

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特に個人的に刺さったのは、
結果的にガイドが伝えることは、
1 伝統的な暮らし:元はサバイバルの知識と技術
2 風土を作る営力:理に適った(自然性を活かした)土地利用
3 コミュニティ:異性、異世代、異人種、異種
の3つであること。

そして環境保全という観点から
生態系:自立・自律に必要な要素を乱さない
種:いろいろな生き物が必要とする条件を壊さない
遺伝子:持ち込まない、持ち去らない、混ぜない
の3つを理解している上でガイドを行わないといけないということ。

これらの知識レベルを持った上でガイドを行うことは、
本人たちが稼げるということに加えて、何より上記の地域や地球の3方よしに繋がるのだという。

その後はコミュニケーションスキルについてのセッション。
ガイドにおける説明の仕方一つとってもどう考えれば人を惹きつけお客様の感動につながるかを論理的に指導してもらえる。
人から伝えられることで「楽しさ」が生まれる要素は以下6つ。

(1)非日常感(絶対後ろを見ないでください)
(2)意外性
(3)主体性の導き(クイズ、メタファー)
(4)五感の活用(食べる、嗅ぐ、触る)
(5)特別な技術でのガイド
(6)小道具(不快にならないドキドキさ、ココだけの話)

など。これはオモシロイ。

単純に観光業についてる方だけでなく、地域振興に関わる全ての人が参加して学ぶ価値がある合宿だと感じた。
思えば気仙沼で一番強く感じたことは、
津波による被害を伝えてくれる「語り部」の存在の大きさ。
人にものを伝えることがこれだけのシナジーを生み、これだけの力が集結するのかと驚いたのを思い出す。
その経験があったからこそ個人的には関係のないこの合宿になぜか参加しなければと思ったのかも。
結局観光で、「また来たい」と思ってもらえるのは人の力なんだと最近思う。
明日はフィールドワーク。
楽しみです。

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posted by インディ at 23:27| 宮城 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする