2015年09月12日

シェア会という場づくりに学ぶ

[気仙沼仮設生活856日目]

ここのところずっと投稿してきた市民の方と地域の魅力の再発見していくプログラム作りを行うば!ば!ば!フェスティバル。
今回開発された5つは投稿した通りすべて好評で、どれもまた是非市民の方々で今後も開催していってほしいものばかりだったが最後に共有したいものがある。
それが今日投稿したいシェア会。

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僕が気仙沼の初年度に気楽会という地元の会から教わった画期的な手法。
何かと言うと、これまで投稿してきた各プログラムの様子をFacebook上で参加者とスタッフ交えて専用スレッドに画像とテキストをUPして実況中継をしてもらう。
そしてそれを夜の懇親会で投稿した内容をタイムラインに沿って大きなスクリーンでシェアしながらみんなで振り返る。
日中に起こった様子をリアルに全員で振り返りながら、片方で起こっている事柄の裏で別のプラグラムで起こっていた事柄も垣間見えてそれぞれ別々の場にいたみんなが気仙沼の魅力を再発見するというテーマで夜にひとつになれる仕組みになっている。

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たったこれだけ、と言っては失礼だがこれは非常に有意義な時間の作り方だと思う。
場の目的を再確認し結束を高めるため「振り返り」と「共有」という非常に重要な要素を全部取りできる会。
気仙沼にはこういった場の重要性を理解している人が多い気がする。
これは企業としても取り入れてもいい手法のように思う。
今後自分もいろいろな場面で使わせていただこうと思います。

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posted by インディ at 21:40| 宮城 ☁| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ば!ば!ば!フェスティバル (5)

[気仙沼仮設生活855日目]

先週土曜に実施したば!ば!ば!フェスティバルの振り返り、今日は最後のプログラム5。

「日本で二番目に美しい星空」
〜ツリーハウスから眺める星空の物語〜

環境省の調査で、気仙沼は肉眼、双眼鏡で見る日本で星空が美しい地域として全国2位を取ったことがあるらしい。
惜しい、、!?
けど1位でも2位でも綺麗のは綺麗。
ちなみに自分も初年度ここから星空を見たことありますが、ビュンビュン流星が飛んでてたのを思い出します。
、、ということでそれをプログラムにするというアイディア。
さらにこれを最近すっかり気仙沼名物となったツリーハウスから見ようという企画。
これなかなか秀逸で星空だけなら日本で2位かもしれませんが、

「キレイな星空」×「ツリーハウスから眺める」

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とすればこれはオンリーワンになる。
プログラムは、まず自分で望遠鏡を作るところから始まる。

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望遠鏡は何も高額なものを買わずとも老眼鏡とチップスターの筒があればできるらしい。

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それを作った後に星空の写真を見ながら星座のお勉強。
そしていよいよ星空観察!
、、といければ良かったんですが残念ながらこの日は曇り。
これで終わりか、、と思っていたらさすがスタッフの皆様の準備。
改装した蔵をプラネタリウムに。

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やはりみんなでプログラムを練りこんでいくことでいろんなアイディアが出てくる。
今回のイベントを通して港町気仙沼、というイメージだが一昨日のイチゴや昨日の屋号、今日の星空などまた違ったイメージの街の魅力を市民の方々で創出できたように思う。
これも是非またもう一度やってほしい企画のように思いました。

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posted by インディ at 21:36| 宮城 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ば!ば!ば!フェスティバル(4)

[気仙沼仮設生活854日目]

地元の魅力を再発見するば!ば!ば!フェスティバルで実施したプログラムの振り返り。

今日はプログラム4 の
「GO!屋号!!」
〜屋号から探る気仙沼の歴史〜

「屋号」というと聞きなれない言葉ですが、気仙沼のお店には店名の他にこの屋号がつけられているところが多い。

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単純な略称だけでもなく、まったく店名と関係ないような屋号も多く最初こちらに来たての頃は何を言ってるのかわからなったのを思い出します。
まずプログラムでは、座学で簡単に屋号の歴史や目的を講師の先生に教えてもらう。
地域は同じ名字の人が多かったからその区別のために作られた、とか諸説あるらしいが形も独特で興味深い。

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その後に実際に街歩きをしていくつかのお店に直接伺って実際の屋号の言われや歴史を学ぶ。

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実際の屋号の意味や歴史もさることながら、
「その塀はナマコ塀と言って、、」

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「これは昔ご飯を炊いた蒸し釜と言って、、」

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「これはうちの神棚で、、」

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と、その家の物や家系の歴史そのものがおもしろい。
印象的だったのは「斉藤茶舗」の「マルト」という屋号。 丸の中に「ト」があって、まったく店名と関係ない。

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最初、ご家族もサイトウのトくらいだろうと思っていたらある時親族から真実を教えてもらったらしい。
「この「ト」という字、下に横棒一本引けば「上」という字になり、上に一本引けば「下」という字になる。つまり上から目線で奢らず、また下からで卑下しすぎることもなく丸く生きていくのが大事だ、という自身への戒めの意味らしいんです。」
と。
屋号、、深い。。

屋号の深さを知ったその後は自分で屋号を作ってみる体験。

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いや、これ予想以上にすごい仕上がりで明日から学校の授業にしてもいいような。。
しかも実はこのプログラム、春に行った新たなイベントの時に来たお客様が考えたアイディアが発端。
どんどんアイディアを出していく市民が増えて具現化されていくというプロセスはあるようでなかなかないように思う。
アンケートを見ても、これは1回で終わらせずもう一度必ずやってほしいと思うプログラムのように思いました。

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posted by インディ at 21:22| 宮城 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ば!ば!ば!フェスティバル (3)

[気仙沼仮設生活853日目]

先週土曜に開催した地元の魅力を再発見する「ば!ば!ば!フェスティバル」。

プログラム3
「気仙沼スローフードの旅」〜階上いちごに出会う〜

の振り返り。
気仙沼は港町で水産業のイメージしか自分もほぼなかったが実は特産だったのがイチゴという話からアイディアが練られた新プログラム。

「震災前には20軒もイチゴ農家があったんです。」

と伝えられたのはイチゴ農家の三浦さん。

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「気仙沼イチゴ」というブランドとして仙台を始めとした東北のお菓子屋さんなどにその銘柄として出荷されているらしい。
特に四季なりイチゴと言われて春だけでなく四季それぞれで採れるのも特徴。
プログラムはまずは一通りイチゴ農業の説明を聞いた後、実際に自身でイチゴの植え付けをさせてもらう。

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「今日植えた苗はみなさんの苗だと思って是非今後も見に来て実がなったら食べてくださって結構ですよ。」

といきなりぷちオーナー的なサービスをしていただける。
さらにイチゴを育てるだけでなく、受粉に必要な蜂も養殖していてその様子も見させてもらう。

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ここからサプライズが3つ。

一つ目は収穫体験。
この時期にイチゴを好きなだけ収穫して食べることができる。

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二つ目は、
気仙沼イチゴの生で食べる次に美味しい食べ方としてイチゴシェイクにして頂く。
気仙沼イチゴには白イチゴもあって飲み比べもできる。

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三つ目はこの会のリーダーコヤマ菓子店小山さんからのサプライズ。

今日用に作ってくれた特性「ば!ば!ば!フェスティバルケーキ」に自分で採ったイチゴをトッピングしてショートケーキにして食べる、
お子様も大満足。

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これは今まで港町気仙沼にあまりなかったスイーツのプログラムとしてかなり高い完成度だったと思います。

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posted by インディ at 21:07| 宮城 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ば!ば!ば!フェスティバル (2)

[気仙沼仮設生活852日目]

昨日に引き続き、ば!ば!ば!フェスティバルの詳細レポート。

今日はプログラム2の
「漁師の秘密に迫る!」
〜仕込んで、獲って、食べる〜

まずスタートは漁具屋から始まる。
漁具屋には一般人が見たこともないいろんな漁具アイテムが置いてある。
これらをクイズ形式でなんに使う漁具かを当てていく。

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その後、舞台を海へ移して2班に分かれて、
一方は漁師とタコ釣りへ。
先ほどクイズで出てきたタコ釣りの漁具を今度は漁師さんと一緒に使ってみる。

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これはなかなかない体験。
一方陸に残った班は、海へ出て行った班の大量を願い漁師のお家の脇にある神社で本当の漁師が行うように手を合わして大漁祈願。

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その後は海の男の必須スキルのロープワークを学ぶ。

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これをお互いローテーションして海、陸両方の漁師の生き方を学んだ後にいよいよ獲れた魚介のBBQ。
この日はタコの他、ハモやドンコも獲れたようでかなり豪華な食材になった模様。

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思えば小漁の漁師さんと遊ぶプログラムが少しずつ気仙沼に生まれてきたが、自分がここに来たときは一つもなかったように思う。
その立役者がこのプログラムの開発者であり、移住者の加藤 拓馬くん、根岸 えまちゃんであり、今回はその内容をさらに分厚くしてくれたのがUターン者の漁具屋アサヤの廣野 一誠くん、そして現役地元高校生の宮本 洋平くん。
移住者、Uターン、現役高校生、、
ば!ば!ば!のスタッフも豊富さでどんどんコンテンツも充実していきますね。
この人材のコラボが今の被災地の開発力に繋がる強みなんだと思います。
、、、とここまで書いて恐縮ですが、このプログラム私、受けれませんでした。。笑
次回は必ず体験してみたいと思います。

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posted by インディ at 21:00| 宮城 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ば!ば!ば!フェスティバル(1)

[気仙沼仮設生活851日目]

昨日開催したば!ば!ば!フェスティバルについて少しレポートしたいと思います。
ば!ば!ば!の場は、気仙沼に今までにない魅力をみんなで再発見することが目的ですが、1日に 5つのプログラムを行うのは初めて。

まずは
プログラム1

「気仙沼スローフードの旅」
〜サンマの佃煮を体験する〜

から。
サンマの佃煮体験といっても決して佃煮を作るだけでないのが、ば!ば!ば!流。
まずはサンマの水揚げ風景からガッツリ潜入。まるで入札する業者のように肩を並べてサンマを見させていただく。

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、、、すると事前にお願いしていたわけでもないのに、魚市場関係者の方が解説してくれる。

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「サンマもカツオもエサを食べながら北上してもう食べられない、ってなったら南下しだすのさ。だから南に戻
り始めた瞬間のサンマが一番脂が乗って美味いのよ!」

そんな貴重なプロの生声を聞かせてもらいながら原料供給の生現場を見た後に、いい匂いの佃煮工場へ。ここの佃煮はモンドセレクション金賞商品。生産工程には企業秘密もあるが丁寧に説明してくれる。しかも出来立ての佃煮を食べながら。

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「熱々をどうぞ〜。遠慮しないで食べてね〜。美味しくないなら出て行ってね〜笑」

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さらに奥へ通されると、漁業従事者ならではのお部屋の品々。

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船の写真やカンバン、と呼ばれる大漁の漁師だけが着れるという法被、さらには船頭が船の上で書いたという油絵などおもしろい。

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そして一番驚いたのが、神棚。
部屋の半分がほぼ神棚という荘厳な光景。

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なんでも神社庁の人が訪れるというんだからホンマモンです。
これが普通の民家?これが漁師町なんだと改めて実感する。ここはもはや漁業にまつわるギャラリー状態。
そうして漁業文化を肌で味わって最後はお待ちかねの朝ごはんタイム。

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熱々のご飯に、できたてのサンマの佃煮、さらにサンマのつみれ汁という贅沢な朝ごはん。。
食べたかったが直前で次のプログラムへの移動が入り断念。。笑
このプログラムを開発したば!ば!ば!のリーダー渡邊 一仁さんの魚の知識と業界関係者への顔効きがなければ実現しなかったものだと思います。
あ、朝ごはんは次回こそ必ず頂きたいと思います。
プログラム1だけでこの分量。またわけて書いていきたいと思います。

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posted by インディ at 20:54| 宮城 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする