2016年12月07日

すごく意外な答え

[気仙沼出向生活1296日目 残り123日]

昨日、とある依頼で個人的に何人かの人材育成道場の卒塾生にお願いして集まっていただいた。

目的は、

「道場で何が変わったか?」

ということ。

道場の半年間のタイムスケジュールを追いながらどのタイミングで何を感じて、どんな行動をしたか?などできるだけ具体的に当時の様子を伺っていく。
どの方も当時の会社の状況から相当ジャンプした構想を描かれて、今は着実に事業構想を進められている方ばかり。
その中で一番多い意見が以下だった。

「この道場のおかげで地域における自社の立ち位置がわかった。」

俺も、俺も、、と同調する方が続く。

個人的にすごく意外な答え。
逆にその立ち位置にこだわり過ぎて動けなかったのかと思ってたけどそうじゃないんですね。
そこから、

「会社における当事者意識に火がつく」

らしい。
すると、

「褒められることを実感しなかった現業においてもっと『ありがとう』と言ってもらえる瞬間をどう作るか?」

を考え始め、結果それを語れるものが見つかると爆進し始め、最後には

「それにより従業員がさらに自社に誇りを感じてくれるようになった」

という。

「地域における自社の立ち位置→会社における当事者意識→感謝される瞬間探し→事業創造&従業員モチベーションアップ」

このサイクルって何なんだろうか?

道場をやって4年経つけど、こういう角度から地域の経営者の気持ちの変化を分析したことはなかったので非常に新鮮。
このプロセスは、地域に変革を起こすひとつのナレッジなのかもしれないと。
備忘録的に残しておこうと思う。
ご協力頂いた塾生の皆様ありがとうございました。

それにしても全然関係ないがその日の夜、福よしで初めて玉子焼きを頂いた。
F61FE0F2-D64A-427F-965C-3AAF3EA8BE43.jpg

これひとつで卵11個分使うらしい。
こんなこだわりのメニューがあったとは、、
これもすごく意外でした。。笑


posted by インディ at 22:38| 宮城 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月04日

子供目線で見る重要性

[気仙沼出向生活1293日目 残り126日]

今日は『ちょいのぞき気仙沼』のイチゴ農家体験のお手伝いのためビニールハウスへ。

A764C32D-191F-41A4-9C27-82102EE1CD85.jpg

12月にもかかわらずビニールハウス内の温度はなんと26℃。
快適どころか熱いくらいで真冬に過ごすアクティビティが少ない気仙沼にとって非常に貴重な体験となりました。

97B03EFF-28F5-4860-A8B1-D4502D66B881.jpg

さらにこの時期なのに思ってたより全然大きく、糖度も高くてびっくり。

50C804A1-3102-4ADC-A653-718CEC528796.jpg

そんな体験が始まる一時間前、準備で農家さんと打ち合わせしているときにこんなことを言われました。

「森さん、子供目線でカメラ撮ってくださいね。」

言われて苗と苗の列の間を少しかがんで見ていると、

8D539A3A-CD7A-4AAD-AA31-00C04A53B844.jpgBCFB4834-BBBC-4483-91F1-6BC8A2333749.jpg04707A06-313F-4B7C-92F9-3FC5D5981971.jpgA74A2F60-908E-4071-AD51-FDDDA76C010F.jpg

おぉ、見える見えるたくさんイチゴが。

「子供には大人じぁ見えないほどイチゴが見えるんですよ。」

いいっすね、これ。

確かにすっかりファミリーが多くなった今のちょいのぞきの体験に子供目線は必要不可欠。
子供目線だからこそわかること、子供目線だからこそ楽しいと思えることをこちらも先回りして発見していかないとですね。

90CD790B-16A0-4F04-863C-20BA88350BAF.jpg

今日は子供達のたくさんの笑顔と出会える体験でした。




posted by インディ at 23:07| 宮城 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月03日

『地域活性』とは何を実現するためにやるのか?

[気仙沼出向生活1292日目 残り127日]

東北の震災復興ということから始まって関わり始めた地域活性という仕事。

人材育成、観光振興、地域資源の有効利用、6次産業化、地域商社、DMO、、、

いろんなテーマの仕事に関わらせてもらってるが結果的に地域をどうすることが目的なのかというこれらの根っこを考えるようになってきた。
この根っこがなく、「地域活性やってます。」と言っても本人の独りよがりになりかねない。
根っこから派生して冒頭の各種テーマにつながらないと地域でバラバラに自分が思う地域活性をやっているにすぎない。

ではこれはに共通する根っことは何なのか?
地域が豊かになるということは何を磨いていくことなのか?
最近の自分の学びから以下のようなことなんじゃないかと考えるようになった。

つまりどういうことかというと、

そもそも地域が衰退した歴史から紐解けばわかる。もともと一時生産で豊かだった地域だが、都会での工業力向上に人材を駆り出され働き手が地域から出ていく傾向がはじまった。
そこへ持ってしての物流の向上で遠くのものが簡単に安価に手に入るようになってしまい地産した商品でなくとも生活が賄えるようになったしまった。
さらに都会資本の会社の全国展開によってナショナル商品が普及することで地域独自の事業者が衰退することになり、
極め付けはそこに日本全体での人口減による生産年齢人口の減少によりいよいよ地域の生産性は壊滅的な状況に陥り、地方税収の落ち込みも深刻化していよいよ地域の過疎化が止まらなくなってきている。

この前提の中でどうすることが地域にとっての豊かさの向上なのか?
頑張って地域の個社のビジネスを育てて大会社化してグローバル化することで雇用をあげればいいのか?そんな少数のビッグプレイヤーを作ったところで地域は豊かになるのか?
その個者が儲かっても地域にお金が行き渡らないと意味がない。
それでは片手落ちな気がする。

個人的にはこれまでの気づきと教えの中でこう整理する。
これらに共通する根っこ、それは住民が意志を持った『地消地産』をどう行うかということにつきるのではないかということ。
地域で生まれたものがナショナル商品に代替されず、地域でそのまま使われる。
地域で作られたものを最大限地域で使うようにすることで自給率を高めることで地域でお金が回る。
まずこの地域で生産した商品を外に出さずに地域内で換金化して地域に返す。
あわよくばその上でそれを外貨に変えていくことで地域内に流れるお金の総量を上げていく必要があるように思う。
現状地域はお金がないから補助金に頼る。
でもそのお金の使い道は市内にナショナル商品が溢れ、そこに使われてしまいそもそも地域でのお金が地域に残らない。
それで少なくなった地域内のお金に補助金を足して降り出しても、またまたナショナル商品にお金が流れ地域にお金がたまらずどんどん地域にお金が残らず都会資本に座れていく。
この状態をどう食い止めるか、が地域が考える本質的なテーマなんではないか?と。
そしてその解決法は少数の個社が成長するだけでは不十分で、地域全体にお金を行き渡らせないと
意味がないことに気づく。

今年春、スイスでこれを学びにも行ったが、
彼らは、フランス産150円の卵とスイス産200円の卵だと迷わずスイス産を買う。
なぜかと問われれば、

「そんなのそうしないと巡り巡って地元のうちの旦那や親戚の会社が潰れたらどうするの?」

と真顔で答えるという。
個人的には経済的な側面としての『地域活性』というのは、
この地域内にお金を残す『ローカルファースト』の思考と行動に住民全体が変わっていくことこそが地域活性であり、そのための手段のテーマとして冒頭の人材育成や観光、うんぬんの打ち手があるのではないかと考えるようになってきた。

ではその打ち手とはどう考えるべきか?

長文になったがこの思考についてはまた続きをまとめていきたいと思う。







posted by インディ at 23:13| 宮城 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする